ゼロ×シエル小説(^^) 



ロックマンゼロSS

決意

初めて見たのは澄んだ瞳。

「お願い、助けてゼロ!」

目が覚めた俺に必死に助けを求めてすがってきた人間の少女。
初めて会った、何も知らない人間を俺は助けた。
それが・・・・エックスと敵対することになることになるとは、そのときは思ってもみなかった。




ロックマンゼロ4SS

バイルとの戦いが終わり、ネオ・アルカディアの跡地から次々と人間やレプリロイドがエリア・ゼロに移住をした。
シエルもまた、アルエットやセルヴォたちと共に、エリア・ゼロで暮らすようになった。


平和が訪れてから二年。
エリア・ゼロでは桜が満開の季節を迎えていた。



ロックマンゼロ2SS

エルピスのらぶらぶ大作戦

それはミッションが一区切りついて、ゼロが時間を持て余していた日のことだった。


「わあ、エルピスって上手ね」
「いえいえ、そんなことないですよ」
ゼロがシエルの部屋へセーブをしにやって来ると、扉の向こうからシエルとエルピスの話し声が聞こえてきた。
ゼロは怪訝に思いながらも、部屋に入る。



ロックマンゼロSS

ずっと一緒に

「ゼロ!」
廊下を駆けてきたアルエットが、いきなりゼロの髪を引っ張った。
「・・・何の用だ?」
「シエルお姉ちゃんが、ゼロに大事なお話あるって。だから、お部屋に行ってあげて」
と、アルエットはゼロの背中をぐいぐいと押す。



ロックマンゼロ3SS

クリスマスプレゼント

「メリークリスマス」
「わあ。ありがとう、シエルお姉ちゃん」
アルエットは、シエルからプレゼントの包みを受け取って、はしゃいでいる。
「でも、なんでプレゼントなんてくれるの?それに、シエルお姉ちゃんの格好、いつもと違う」
シエルが着ている服は、真っ赤な服に真っ赤な帽子。いわゆる、サンタクロースの衣装だ。肩には、大きな白い袋を担いでいる。



ロックマンゼロ4SS

バレンタインキス

「ゼロ〜。ゼロ〜。起きてよ〜〜!」
屋上で昼寝をしていたゼロを、誰かが揺すってくる。
ゼロが目を開けると、アルエットがじいっと顔をのぞきこんでいた。
「・・・なんだ?」
「うふふ。おはよう、ゼロ!」
「・・・・もう、午後だが」
「細かいことは、気にしないの! ほら、起きて、起きて!」





inserted by FC2 system